MischifMystic

東京ゲームショウへの出展を目標にチームを組み2D対戦格闘ゲームを作成。動物のパーツを組み合わせてキメラを作成し相手と戦うゲーム。Unityで制作し、チーム内ではゲームデザインを担当。

格闘ゲームということ、キメラを自作して戦うことの二つを両立するためにカメラの仕様が大変だった。自分が作った面白いキメラで戦うことがこのゲームの面白い要素の一つであるためにまず自分のキメラが見やすくあること、相手との位置関係をわかりやすくしつつ相手と自分が同一画面に収まらなければならないことを考える必要があった。そのため私たちが参考にしたのは「カスタムロボ」である。このゲームのカメラ遷移は私たちが求めていたものそのものであった。そのためこれを会議で提案し、実装してもらったところ大いにうまくいった。

また「ウェイストランド」の作成や、ゲームバランスの調整、格闘ゲームらしさを出すための技のアイデアを担当した。このゲームの面白さを拡張するために動物のパーツを増やさなければならなかったが納期が近いことや、1つのパーツを追加した場合残りの箇所も1つずつ制作しなければならないことを考えると新しく動物のパーツを作成することは難しかった。そのため私たちのチームは付加パーツとして追加の1スロットを用意することでキメラのパターンを増やし、より多くの面白さを引き出すことに成功した。

このゲームで苦労したことは多くのバグがあったことである。格闘ゲームということで各技の当たり判定やキャラの挙動など物理演算を多く使用する場面があった。そのため意図しない行動が多く発生した。これを解決するためにデバッグ作業に多くの時間がかかった。

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