VRChatでは歩行時に出るパーティクルなど表現の幅が多いのに、VRM規格ではパーティクルの持ち込みをすることはできなくなっています。ならば、あとから付けてしまえばいいのでは?ということで、ユーザーの好きなパーティクルをAssetBundleで持ち込ませてしまおうというものです。
こちらを開発するきっかけとなったのは、【AvatarDance】の開発時に「手にパーティクルを追加したいけど、Handはどうやって検索するんだ?」という小さな疑問が上がりましたが、調べたらすぐにヒューマノイド型ならRigから取得すれば設定されてるBoneを取得することがわかりました。
あとは、ユーザーにどれだけ作りやすい環境を提供し、容易に準備させるかという課題だけになりました。
ここで言うユーザーとは「ゲームで遊ぶのがメインで、Unityはほぼ触ったこと無いけど、VRMはどうにか作ることが出来る」位をターゲットと考え、使用想定を「Boothで買ってきて、Unityに入れて、パーティクルを配置したらそれで完成!」としました。
そのため、下準備をしたUnityProjectを配布し、設置すべき場所をわかりやすく記述したものを用意しました。
また、AssetBundle化も容易にできるよう、拡張メニューを用意し、クリック一発で名前を付けて保存して完了となるようにしました。
動きがないとわかりにくいため、完成品紹介はTwitterの動画となります。