Facebook広告・ジム(実務案件)
1_オープニングキャンペーン訴求
2_月額訴求
【概要・要件設定】
- 要望
- Facebook広告の訴求軸を増やし、配信バリエーションを増やしたい(今回は2種類)
- 画像部分で端的にユーザーのベネフィットを訴求したい
- 現状
- 画像部分はフリー素材を入れ、主な訴求(特別価格や個室ジムなど)はメインテキスト部分に記載している。
- ジムの強みがあるにも関わらず、画像部分ではそれが伝わらないようなクリエイティブになっていた。
- 仮説
- テキスト情報だけでターゲットに訴求が届いているのかが懐疑的だったため、画像部分にキャンペーンであること、入会金、月額などが無料であることを大きく入れることによって、アイキャッチになり初見人にも明らかなベネフィットを感じてもらえるのではないか。
【目的】
- 体験申し込み
【ターゲット】
- 20代ー40代男性(現会員の主要年代)
- ジム歴、初心者〜初中級対象
【使用ツール】
- Photoshop
【制作時間】
- 約1週間
【工夫したこと】
- 遷移先サイトの情報、トンマナとの一致
遷移先のwebページ(既存のもの)とトンマナを合わせることで、遷移したユーザーは同じ世界観、印象を持てるのでページ離脱を防ぐと考えました。
- 視認性
ブランドイメージ、遷移先のページが黒を基調にしていたのでバナーもトーンの暗い画像をしようしました。その際、「白文字+ドロップシャドウ」で文字情報の視認性を考慮しました。
【学んだこと】
- 人物画像
画像はクライアントのターゲット層に合わせました。
今回は格安の個室ジムとトレーニング初心者のマッチング案件だったので、個室ジムでトレーニングをしたいと考えている初心者ユーザーに親近感を持たれやすい人物画像を選択しました。
- 情報のメリハリ
- 「1_オープニングキャンペーン訴求」・・・このバナーでは、「3つの無料特典」を最も訴求したかったので、FBのタイムラインの中でも目立つように「3つのO」を大きく真ん中に配置しました。
- 「2_月額訴求」・・・値段を斜めに配置、手書き風のアンダーラインを引くことで他の情報と差別化し、一番目立つようにしました。
【クライアントからのフィードバック】
こちらが要求することに沿ってアウトプットするだけでなく、広告を見た人がどんなことを思うかの理解も取り入れた姿勢で取り組んでいただけたことに非常に満足しています。打ち合わせの際に現状、理想、課題は何かなど構造的に共有できたので、コミュニケーションに齟齬がない状態であることが常に確認できましたし、安心して任せられました。具体的には素材選定の際に、弊社のサービスの特徴や顧客層を踏まえてどのような人物を使った方がいいかの提案もしてくれたこと、ウェブサイトと広告のトンマナを揃えるように工夫してくれた点もとても良かったです。こちらが達成したいこと(新規ユーザーの獲得)を理解したうえでどうすればいいのか?という観点を常に持って取り組んでいただけたことが結果に結びついたのではないかと思っています。実際に、今回作成いただいたクリエイティブで新規顧客も増えました。今まで新店舗オープニングキャンペーンの際はオフラインでのチラシ配りなどでしか集客できていなかったのですが、これからはweb広告で集客することも選択肢に入れられるようになったので大変心強いです。