Touch Designerを使ったデジタルデザイン作品 テーマ:宇宙

OVERVIEW

Touch Designer作品 テーマ:宇宙

YEAR 2020 - 2021

制作期間 2020年12月中旬~2021年1月初旬

「デジタルデザイン演習」の授業を通して、Touch Designerと呼ばれるノードベースのヴィジュアルプログラミング環境を使った作品制作を行った。

テーマ:
宇宙

使用ツール:
Touch Designer

制作過程:
真ん中の白い惑星
sphereタブを定義して、renderタブ上の中央に配置
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惑星の周りにある球状螺旋
sphereタブにnoiseタブの情報を読み込ませ、colorタブで複数の色を選択。
geoタブで螺旋状の動きを実現
         ↓
マウスに追従する多数の粒子
sphereタブ・gridタブ・metaballタブをそれぞれ定義
mouseinタブをmetaballタブに読み込ませる
sphereタブは直接、gridタブはtransformタブ、metaballタブはforceタブを経て、particleタブへつなげる
audiofileinタブによって、音楽に合わせて粒子の大小が決まるようにする。
         ↓
打ち上がる花火のような小爆発
sphereタブ→transformタブ→sortタブ→particleタブという流れで動きを再現
lfoタブとpatternタブによって、小爆発が起こるタイミングを調整
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それぞれの構成部分をrenderタブで組み合わせ、rampタブで背景を調整

コード詳細

作品動画(容量が大きいため、あまり画質が良くないです…):

インサイト:
元々、せっかくデジタルアートを作るのだから「何か壮大なもの」を制作したいと考えていたのだが、TouchDesignerはデジタルアート作品の中でも、「実物のモノを再現できるというよりは、円や四角形などの幾何学的なデザインに優れたツールである」と知り、自分が想像し得る中で「幾何学的で壮大なモノといえば?」と考えたときに思いついたのが”宇宙”であった。
実際に宇宙の世界観を再現できたのは非常に貴重な経験となった。