生い立ち
男性ファンが多いカジュアルゲームを制作していた当時の会社で、「放置ゲーをテーマに、女性や子供のファンを増やそう!」企画が立ち上がりました。
どんな世界観なら受け入れられやすいかな…?と考えた私は、「おばけ」を採用。
なぜなら当時の放置ゲーは、放置すると死ぬ・病気になる・腐るというのが一般的。
個人的に、放置したら死んでしまう…っていうのが悲しくて苦手だったんです…。おばけなら、もう死んでるからこれ以上死なない…(!?)
世界観
主人公のキャラクターは見習い召喚士の女の子。
"お墓の種類"と"お供え物"の種類によって出てくるおばけが変化する、異色の世界観を採用。
アニメーション
当時お世話になっていた会社で初めて「ガッツリキャラクターを動かす」を試みた作品。実装エンジニアさんは初めてフロントに携わるという方で、とても熱心にアニメーション実装を行なってくれました。2D風のペラペラなキャラクターが、「跳ぶ」「歩く」といった動作を行なうことが、こんなにかわいいとは…!!と感動したのをよく覚えています。
このゲームは現在は非公開となっていますが…動画、撮っておけばよかった…!
おまけ
ダウンロード数自体はあまり伸びなかったものの、当時3-4歳だった私の姪っ子たちの間では大ブレイク。なんと、仕事でデバッガーを務める私以上に早く全クリを終え、唯一のバグ(実際にはパーツ納品ミス)を発見。(※その後すぐに修正を行ないました)
とても身近なところから作り手冥利に尽きる反応をもらえて、個人的には大変満足な結果となりました。