コーポレートサイト(法律事務所)

OVERVIEW

現状分析からデザイン3案の提案、コーディング、Wordpress設置までを担当しました。 担当者以外の方も関係するため、できるだけ情報伝達の負荷やロスがなくなるように「文面に残す」「スケジュールは細かく設定する」などの工夫を心掛けました。

YEAR 2019

こすぎ法律事務所

https://www.kosugi-lawoffice.jp/


制作に至る経緯(課題)

  • 現行サイト(当時)がスマホ対応していないため、レスポンシブ対応したサイトにリニューアルしたい
  • 情報が多いわりに動線が複雑なので、LPのように情報を簡略化して問い合わせにつなげたい
  • ↓当時のサイト、および各観点における問題点の詳細


実施内容① 要件定義

前提として、本法律事務所は複数の弁護士様で構成されている。一旦事務所で問い合わせを受けてから各専門分野に強い弁護士様が担当するため、各弁護士様の専門によってターゲット像は全く異なる。よって、法律事務所としてのブランディングや特定のターゲット像はあえて設定しないこととなった。

なお本案件は関係者が多いため、弊社・クライアントの必要タスクやスケジュール、デザインの要点などの重要情報は文面に細かく記載し、こまめな進捗共有を行った。


実施内容② デザインへの落とし込み

上記の理由によりターゲット像から落とし込んでのデザインが難しいため、デザインの方向性が全く異なる3案を作成し、その中から選んでいただくことにした。

なお、士業サイトでは信頼感を演出できる青が人気だが、武蔵小杉の他の弁護士事務所サイトがほぼ全て青のトンマナであること、また事務所ロゴも緑である以上、わざわざ競合に寄せる意味がないと考えたため、今回はデザインから青を意識的に排除している。

なおデザイン案決定の際、担当者の方は他の弁護士様との協議が必要となる。そのため、デザインの説明コストが省略できるよう、デザインの比較ポイントなどの重要情報は、可能な限り文字に落とし込むことを心掛けた。

なお、若々しさや気軽に問い合わせができるような印象が感じられるとのことで、最終的にはA案が採用された。



実施内容③ プロフィール写真の撮影、画像調整

本案件は弁護士様の写真撮影が含まれたため、私用の一眼レフにて撮影。

できるだけ自然な笑顔で、自分の話しているイメージが湧くような表情が撮りたいと考え、場を和ませるような言動をするように心がけた。理由は以下である。

  • 問い合わせまでのハードルを下げることがリニューアル目的の一つなので、あまり畏まった表情だと敷居を高く感じさせてしまう
  • 最も色彩コントラストが強く、また森など自然なモチーフを使用するデザインA案が採用されたため、人物写真も自然さがある方がマッチすると考えた

また、全体的に少し彩度を高めに設定して、いきいきとした表情や肌色が出るようにPhotoshopで画像を調整した。


実施内容④ コーディング、公開

担当者の方がWordpressなら触ったことがあるとのことで、Wordpressテーマでの納品となった。テーマファイルはHTMLとPHP、SCSSにて、一から作成した。

本件も、本来であればリニューアルによるCVRの変化や契約数の増減などを設計に見込むべきだったのだが、担当者の方が運用を行うということで、テーマの入替にて本件は完了となった。


製作期間…2.5か月程度(ヒアリング~納品まで)

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