【実践課題】化粧品のバナートレース|分析&トレース
SHElikes MULTI CREATOR COURSEの実践課題で、実在するSNSバナーのトレースと分析を行いました。(制作期間:約3日)
*目次*
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1.制作物
2.制作概要
3.工夫したところ
4.制作を通して学んだこと
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1.制作物
▽トレース対象
・米肌の以下「肌潤美白化粧水&肌潤美白エッセンス」のバナー
※配色やデザインが、自分が強みとしたい制作物のイメージに近く、トレース対象として選びました。
2.制作概要
▽制 作 時 間
・約20時間
(バナートレース:6時間▷影の作成:5時間▷色味の調整:3時間▷分析シート作成4時間▷FB対応:2時間)
▽制 作 期 間
・3日(バナートレース〜分析シート作成まで)
▽制 作 範 囲
・題材決め、トレース作業、分析資料作成
▽使用ソフト
・Photoshop /Illustrator
3.工夫したところ
▽全体
・既存のお手本バナーに近づけるために、Photoshopのいろいろな機能を使用しました。特に影の部分に関しては、ツールの使い方を学びながら、お手本バナーに近づけることができました。
▽影
・影を自作しました。公式画像から商品の画像をペンツールで切り抜き、当画像をベースに作成しました。カラーオーバーレイで色をつけ、変形ツールやクリッピングマスク+ブラシツール、を使用して形を調整しました。最初は色の濃淡をグラデーションツールを使って作成しようとしましたが、上手く近づけず、最終的には複数の影を組み合わせて縁に光彩やシャドウをつけて作成しました。また、青みがあり、トーンカーブを使って、青みを足しました。
▽背景
・背景を見本に近づけるために、背景にグレーのグラデーションやグレーのレイヤーをつけました。
▽プレゼントアイコン
・プレゼントアイコンはIllustratorのペンツールで作成しました。
▽文字
・マッチフォントを使用して見本の文字と似たフォントを探しましたが、なかなかピンとくるフォントがありませんでした。そこで、明朝体/ゴシック体/セリフ体/サンセリフ体のどのフォントを使用しているか観察し、類似したフォントを使用しました。この過程で、フォントの知見を増やすことができました。
・2,200円Offの「2」「,」「O」「f」をIllustratorで文字のアウトライン化+パスの変形で近づけました。
▽ロゴ
・「米肌 MAIHADA」のロゴ部分について、Illustratorで文字のアウトライン化+パスの変形で近づけました。
▽2つのピンクの円
・左の2つのピンクの円について、見本から色を抽出して、円を描いて、ぼかし(ガウス)をかけて、透明度を下げたところ、見本と色が異なってきてしまいました。また、重ねた部分も、乗算で重ねても、色が上手く出せませんでした。色々と試行錯誤実施し、見本の彩度を高めた上で、光彩(内側)とぼかし(ガウス)をかけて、見本に近づくことができました。
▽色味調整
・トレースバナーを書き出しして、並べて見比べてみることで、よりお手本に近いバナーを目指しました。
▽制作物のPSDファイル
・レイヤーはグループ化機能を使用して、他の人が見てバナーのどの箇所のレイヤーかわかりやすいよう心がけました。
4.制作を通して学んだこと
▽情報設計
・ターゲットや目的を踏まえてなぜこのデザインにしたのか?を考えることやユーザーストーリーやデザイン4原則に沿って考察や分析をすることを学びました。自身でバナー制作する際の引き出しを増やすことができました。
▽ツール
・トレースの過程でPhotoshopやIllustratorのツールの技術(グラデーション、多角形、影、アイコン作成etc)を磨くことができました。
▽制作時間
・時間を測ってトレースすることで、自分の力量を知ることができました。今回、影や色味の調整で時間を多くとってしまったので、次回は時間を縮めて作成できるよう努めて行きたいです。