【課題制作】ロゴ
職業訓練校での最初の課題の1つに、架空ジュエリーブランド「Moon」様のロゴ制作をしました。高品質でデザイン性のあるジュエリーを提供している国内ジュエリーブランドです。参考サイトを提示され、そのサイトをブランドのサイトとしてデザインを考え制作しました。 【制作時間:約1週間】
【クラアント情報】
横浜・元町で創業。自社工房の職人によるものづくりにこだわり、現在もメイドインジャパンを貫いており、熟練した職人がつくる細部までこだわった高品質で美しいジュエリーが世代を超えて愛されるブランド。
引用:スタージュエリー
【要件定義】
■クライアント:Moon 様(架空)
■依頼内容:ブランドロゴの制作
■目的:ブランドの認知
■ターゲット:20代〜30代女性。高品質なジュエリーを身につけたいと思っている方。
✴︎ 制作したロゴ ✴︎
■使用ツール:Illustrator
■制作時間:約1週間
【工夫したところ】
1. ブランドストーリーや、ブランドのメッセージを重視しロゴに反映
- ブランドプロミス -
お客様の人生そのものを「輝かせ」、「幸せな気持ち」へと導くことを私たちは約束します。
出典:https://www.star-jewelry.com/recruit/recruit?pid=index
- ブランドのこだわり -
「妥協しない品質」
「自社工房で熟練の職人による丁寧な製品作り」
「驚き・遊び心のあるデザイン」
「クラフトマンから直接商品をお届けする販売員まで、ブランドに関わる全員がお客様のことを考え、幸せな気持ちを届けたいという思いを持っている」
出典:https://www.star-jewelry.com/sj-story01.html
■まずブランドの持つメッセージから自分なりのキーワードとして「輝き」「届ける」「こだわり・誠実さ」の3つをピックアップしました。
「輝き」
ロゴの中に星を入れました。
ジュエリーの輝き、身につける人の笑顔や幸せである輝き、を意味しています。
「届ける」
「Moon様=月」を「届ける=手」と表現しました。
身につける人の事を思って製品を作り、販売しているブランドの方々の想いを、お客様に驚き・輝き・幸せな気持ちを手渡していくというイメージです。
ブランドの認知のためにもブランド名から連想される「月」をロゴの中に入れました。
「こだわり・誠実さ」
フォントに反映。
高品質、高級感、上品=セリフ体と、細く抑揚のあるサンセリフ体を選びました。
またジュエリーのブランドであることが一目で分かるよう、英字ロゴの2段目に「JEWELRY」と入れました。
ジュエリーのデザイン性の邪魔にならないよう、英字ロゴは装飾なく、すっきりとした印象にしました。
■「作り手の想いが、ジュエリーを手にする全ての人を輝かせる」「ジュエリーを身につける人の喜び=輝きが、また作り手のパワーとなる」いうブランドストーリーから、作り手とお客様をジュエリーが繋ぐ、想いを循環させるという意味を込めて、「MOON」の”0”を重ねて循環を表しました。
2. 英字のみでもデザインのみでも使用できるように
様々な用途で使用できるよう、英字とデザインのある部分で制作しました。
使用フォント1:Condor ExtraLight
使用フォント2:游明朝体 Medium
- イメージ例 -
【制作を通して学んだこと】
■ロゴがどのように使われるか、客観的にどう感じるかを考えてデザインする
"絵"ではなく"ロゴ"にすることが大切だと学びました。
ロゴとしてどんな場面で使われるかをイメージしながら、ブランドらしさを購入者に認知してもらえるように制作する必要があり、またブランドの持つ雰囲気や現状分析などでブランドの研究をしながらも、クライアントがどのような事をお客様に伝えたいのかを読み取っていく事は、クリエイターとして大切な視点だと学びました。
■線の細さについて考える
文字の線が細すぎると視認性が低くなることや、用途が限られてしまう可能性のあるのである程度の線の太さを持つようにしたいです。
■制作の過程を残す
どのようにしてロゴを作ったのか、どのように考えてこのロゴに至ったのかという過程を残していくことが重要だと学びました。