株式会社カクヤスグループ/ ルート配送ドライバー募集LP
OVERVIEW
dodaディレクター・ライターとしてクリエイティブに携わる。採用にあたって応募数獲得が難しいとされる配送業案件を担当した際の事例です
- クライアント:株式会社カクヤスグループ
- 担当:コンセプト企画、ワイヤー構成、撮影ディレクション、ライティング
- 期間:2週間(取材〜納品)
why: 応募者と現場とのギャップ
カクヤスは業務用の酒類・食品の配送、小売酒販店のチェーン展開を手がける企業であり、売上は約20年前の10倍以上となる1098億円を達成するなど、飲食産業の基盤を支えている存在でもあります。しかし現場を支える配送ドライバー採用では、長期間にわたってどの求人媒体でも苦戦をしていました。担当者インタビューによって判明したことは、そもそも応募獲得ができない点、また就業後の仕事内容のギャップ(体力的な問題など)によって、採用しても定着しないという大きな課題がありました。
How: 汗をかくことが、気持ちいいと思える人へ届ける
課題の本質には「汗をかく仕事」をポジティブに捉えられる読者(ターゲット)へ、正しく情報を届けられていないことにあると考え、採用ターゲットの年齢に該当する2名の配送ドライバー員にインタビューを実施。日々の作業現場に直接潜入し、作業中の会話などからも、フィットする人材像のヒントを得ました。そして、これまで「キツい」という一般的認識を広告内で覆すことを狙い、配送ドライバー2名の「内なる声」を切り取ったクリエイティブでLPを制作。文章では体育会出身の20代男性のインサイトへ、ストレートに刺さる表現を選びました。その結果、広告掲載後のPV数はこれまでの約4倍、CVRは約3倍となり、掲載開始1ヶ月弱で採用充足となる結果となりました。