【架空案件】子供のプログラミング教室 バナー
子供向けプログラミング教室のキャンペーンバナーを、指定されたペルソナ・要件に基づいて作成しました。親しみやすくポップな雰囲気や視線誘導を意識しつつ、情報がしっかり伝わる構成を心がけています。教育系・キッズ向けデザインに初挑戦した作品です。
HerTechのCanva自習会で取り組んだ架空案件のバナー制作課題です。
テーマは「子供のプログラミング教室」。以下のようなペルソナ・要望に沿って制作しました。
【クライアント】
るびーきっず
【掲載媒体】
【バナーサイズ】
1080px × 1080px
【会社情報】
子供の未来の働き方をサポートする。プログラミング教室を運営することで子供の未来の選択肢の幅が広がるVisonを持っている。
【ペルソナ】
- 6歳〜12歳の小学生のお子様とその親御様
- 子供の可能性を引き出したいと思っている親御様
- 子供に何か習わせたいが将来役立つことを習わせたい
【キャンペーン情報】
- 今だけ特別レッスン受付中!
ご家庭にPCがなくてもOK!入会してくださったご家庭にはPCを無料貸出!
PCの電源の入れ方など1からまずはお教えします!
【入れて欲しい内容】
- インパクトのあるキャッチコピー(お任せします)
- キャンペーン情報
- 誘導ボタン(教室のHPに飛べる)
- 支給画像は最低一枚は使用して欲しい
【その他の希望】
- お子様向けのポップなイメージの雰囲気
【デザインのポイント】
- 未来につながる学びをポップに表現
子供の創造力とワクワク感を刺激するような、カラフルで親しみやすいデザインに。ブロック風の文字や明るい配色で、「楽しそう」「やってみたい」と思わせる第一印象を意識。
- ターゲットに刺さるキャッチコピー
「未来のエンジニア、ここからスタート!」というコピーで、保護者に「将来の可能性を広げられる習い事」としての価値を印象づける。
- 親御様に安心感を伝える構成
「PC無料貸出あり」「電源の入れ方からサポート」など、初心者でも安心して参加できるポイントをわかりやすく強調。保護者の不安を和らげ、申し込みの後押しに。
訴求ポイントを視覚的に整理
吹き出しや矢印、アイコンを活用し、対象年齢やキャンペーン情報をパッと見で理解できるように設計。視線の流れを意識してレイアウト。
自然なアクション導線
「詳しくはこちら」のボタンを配置し、視覚的にも行動喚起がスムーズに行えるように配慮。
【制作時間】
合計:約3時間
初稿の8割を1時間で制作し、その後1時間で一度完成。さらにフィードバックをもとに1時間かけてブラッシュアップしました。
【意識したこと/工夫した点】
- 子ども向けのバナーということで、明るく楽しい印象を持ってもらえるようにカラフルな配色や、吹き出し・矢印・アイコンなどのあしらいを積極的に取り入れました。ただし、情報がごちゃついて見えないように色のトーンを意識して統一感を持たせ、全体のバランスを整えました。
「未来のエンジニア、ここからスタート!」という縦書きコピーから、対象年齢 → 教室名 → キャンペーン情報 → 詳細ボタンへと、視線が自然と流れるように配置を工夫しました。見てほしい順番に情報が目に入るよう、文字サイズや背景色にもメリハリをつけています。
一番伝えたい「特別体験レッスン受付中!」を目立たせるために中央に大きく配置し、サブ情報(PC貸出やサポート体制)は親しみやすいアイコンとセットで下部に配置。視覚的な強弱をつけることで、見る人にとって重要な情報がすぐに伝わるように心がけました。
- バナー下部の情報エリアは、左右のブロックの位置を揃えることで、情報のまとまり感と安定感を出しました。整列によって読みやすく、視線も迷いにくくなります。
【難しかったこと】
「ポップさ」をどう表現するかがとても難しかったです。色の使い方、フォント選び、あしらいのバランスなど、どれも試行錯誤の連続でした。
- 情報量が多い中で、見やすい配置バランスを取るのが大変でした。何度もレイアウトを組み直して調整しました。
- 楽しいデザインにしつつ、必要な情報がきちんと伝わるようにするバランス感が難しかったです。見た目の楽しさと情報整理の両立に苦労しました。
【気づき・学び】
色数が多くても、トーンを揃えることで全体にまとまりが生まれることに気づきました。カラフル=ごちゃごちゃではないということを実感しました。
初心者マークなど、視覚的に意味を伝えるあしらいを取り入れることで、文章だけでは伝わりにくい情報も一目で伝えられることがわかりました。
ポップなデザインに初めて挑戦してみて、自分にはまだまだ引き出しが少ないと感じました。今後は、デザインの参考事例をたくさん見るなどして、インプットの量を増やしていきたいと思います。
限られたスペースに複数の情報を詰め込む際、ただ要素を並べるのではなく、「何をどう伝えたいか」を明確にしたうえで構成することの大切さを学びました。
まだまだ学ぶことは多いですが、ひとつひとつの経験を大切にしながら、少しずつ表現の幅を広げていけたらと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。