【架空】コスメリニューアルの告知DM

OVERVIEW

目黒クリエイターズアカデミーでの課題。都内でエステサロンを運営する架空店舗「loveron」のコスメ部門「Loveron cosme」ショップが10/19のリニューアルオープンに伴うオープン告知DMを想定した制作。

YEAR 2022



✳︎ 目次

  • 目的
  • 想定と依頼内容
  • ポイント
  • 完成イメージ

【制作期間】4日間(考案・情報収集:1日 / 制作期間:3日)実質作業時間約16時間
【使用ツール】Illustrator / Photoshop

✳︎目的

クライアントの依頼に応じたグラフィックの制作
チラシによるブランドの認知および売り上げの貢献

✳︎ 想定と依頼内容

都内でエステサロンを運営する架空アパレルメーカー店舗「loveron」のコスメ部門「Loveron cosme 」ショップが10/19のリニューアルオープンに伴うオープン告知DMを制作。

クライアントからの要件は以下の通り

1. サイズ、用紙方向、カラー:H148×W100mm、縦、フルカラー
2. 解像度、カラーモード:350ppi、RGBカラー
3. クライアント用意の素材「女性の写真」「メイク写真」「口紅の写真」「ロゴマー    ク」「QRコード」「テキスト」は必ず使用すること
※背景などに入れる飾り罫など、提供写真のイメージを損なわないアレンジはOK
4. ターゲット層は20代後半から40代前半ぐらいまでを想定
5. 商品は、普通~ちょっと高めくらいの価格帯を予定している。
6. ブランドイメージは万人受けというよりは、エレガンス、セレブといったイメージ
7. 住所や地図の情報はなし。DMからWEBへの流入を考えているので「URL」「QRコード」は、はっきりと分かるように入れてください。
8. バス停掲示板などにポスターとしても流用できるようなデザインにすること

✳︎ベンチマークと戦略

・Dior
・Chanel
・THREE

上記、ブランドのリップは1本あたりの平均単価が5,000円でそれらの商品と勝負しなければいけません。高級感という要素も必要不可欠ですが「ギフト需要」の「ケの日」ということも意識する必要があると考えます。

贈り物をするとき人は見栄を張る生き物です。安いものだと相手に失礼だなという心理を利用して贈ったときに恥ずかしくない商品であることを認識させるためにコンセプトやブランドの訴求や高級感あるデザインと必要だと感じます。

私の経験上、真っ赤なリップを家事・育児・仕事といった日常的なシーンで使う女性は少数だと感じます。つまり、この色合いリップは特別な日に使用する「ハレの日」に使うモノといえます。特別な日、非日常の時を感じるような印象を与え販売につなげていく狙いもあります。

✳︎ ポイント

コンセプトは ”VOGUEの表紙” です。

駅の構内や街中でよく見るハイブランドにジャンル分けされる広告はクールな印象でモデルの写真とブランドロゴを配置の形をよく目にします。クライアントとして高価格帯で販売していきたい意図があり、ハイブランドの慣例に寄せたデザインを意識しました。

左下にリップの画像があれば「これは口紅の広告だ」と相手は受け取るのでメイクシーン写真を載せなくてもイメージさせることができると考えています。ですので、メイク写真の彩度をかなり暗くしてテキスト部分にクリッピングマスクして条件をクリア。メイク写真をなくすことでクールな女性の写真がより際立ち高級感を表現しています。

✳︎ 完成イメージ(H148×W100mm 片面)

著作者:rawpixel.com / 出典:Freepik