【架空案件】マネーセミナー バナー
将来に不安を抱える20〜40代女性に向けた、女性専用オンラインマネーセミナーの告知バナーを制作。 「女性らしさ」と「リッチな雰囲気」を両立させながら、安心感・信頼感・行動促進を意識したデザインに仕上げました。
HerTechのCanva自習会で取り組んだ架空案件のバナー制作課題です。
テーマは「マネーセミナー」。以下のようなペルソナ・要望に沿って制作しました。
【クライアント】
Ruby with Money
【掲載媒体】
【バナーサイズ】
1080px × 1080px
【会社情報】
将来の資産を残すために投資を考えている女性に「お金の勉強」をオンラインスクールにて運営。 女性専用のスクールで講師も女性のため安心して学べる。
【ペルソナ】
- 20代〜40代女性。
- 若いうちから投資などしてお金を貯めたい
- 今からでも老後の資金を貯めたくテレビなどでNISAという言葉は聞くが実際に理解できず行動できていない
【キャンペーン情報】
- 今だけセミナー参加費無料!
- セミナー参加からご入会してくださった方限定でファイナンシャルプランナーとあなたに合った資産運用の個別相談を受けられるサポートをプレゼント!!
【入れて欲しい内容】
- インパクトのあるキャッチコピー(お任せします)
- キャンペーン情報
- 誘導ボタン(専用LP・セミナー参加予約ページ)
- 支給画像は最低一枚は使用して欲しい
【その他の希望】
- 女性らしさの感じる雰囲気
- 柔らかいイメージもありつつリッチな雰囲気
【デザインのポイント】
女性らしさと安心感を両立する色使い
メインカラーに上品なピンクのグラデーションを使用することで、やわらかさと高級感の両立を意識。優しくも信頼感のある印象に仕上げました。「学ぶ」ことのポジティブな印象を伝えるキャッチコピー
「不安な未来に、おうちで学ぶ知識という贈り物を」というコピーで、将来への漠然とした不安に対して“知識”が未来を変える鍵であることを表現。
“おうちで”という言葉を加えることで、オンラインで気軽に参加できるセミナーであることも伝えています。参加へのハードルを下げる構成と特典訴求
「参加費無料」や「期間限定」の要素をしっかり目立たせ、行動を後押し。セミナー参加者特典の“個別相談”も目に留まりやすく配置し、申し込みメリットを明確にしています。視線誘導を意識したレイアウト設計
モデルの視線と指の方向を活かし、視線が自然に重要情報(参加費無料、特典内容、予約ボタン)へ流れるよう工夫しています。ボタンカラーで行動喚起
誘導ボタンには深めのピンクを使用し、全体のトーンに馴染ませながらもしっかり目立たせてクリックを誘導します。
【制作時間】
合計:約5時間
初回制作+ラフから再構成しての再制作を含む
【意識したこと/工夫した点】
- モデル画像は指さしポーズを活かし、「参加費無料」のバッジに視線が集まるように配置しました。モデルの頭が見出し帯に重なるように切り抜き、立体感やインパクトを出したのも工夫の一つです。
- 女性らしさとリッチな雰囲気を表現するため、ゴールドのアクセントとピンクのグラデーションを使い、上品さと華やかさのバランスにこだわりました。
- キャッチコピーには「おうちで学ぶ」というワードを入れることで、オンラインセミナーであることを自然に伝えられるようにしました。
- 全体的には明朝体を使ってリッチで信頼感のある印象に仕上げつつ、誘導ボタンには視認性を高めるため丸ゴシックを使用し、目立つように工夫しています。
- 視線誘導も意識し、自然と「無料」→「プレゼント内容」→「予約ボタン」へと視線が流れるようレイアウトしました。
【難しかったこと】
- モデル画像を拡大して配置すると、持っているパソコンが切れてしまい「オンラインセミナー」であることが伝わりにくくなってしまう点に苦戦しました。コピーの言葉選びなどで補う工夫をしました。
- ピンク系のグラデーションを綺麗に見せるバランスが難しく、色の境界が滑らかになるように微調整を重ねました。
- 誘導ボタンの配色やフォント選びに悩み、複数のバージョンを作成して比較検討しました。最終的には2案に絞り、講師からのフィードバックをもとに決定しました。
- 「女性らしさ」と「リッチな雰囲気」の両方を感じさせつつ、視認性も高いフォント選びに時間がかかりました。特に、明朝体とゴシック体の使い分けには細心の注意を払いました。
【気づき・学び】
- モデル画像や構成要素だけでは伝わりにくい情報(「オンライン」など)を、キャッチコピーで補うことで全体として伝わるデザインにできることを学びました。見た目だけでなく、情報の伝え方を多面的に考えることの大切さに気づきました。
- グラデーションを自然に綺麗に見せるには、微妙な色の調整やなじませ方が重要で、今後も研究していきたいポイントです。
- 装飾(あしらい)の大きさや、文字にかけるエフェクトにも配慮が必要であると講師からの指導で実感しました。細部まで意識を向けられるようになりたいです。
- 見出し帯とモデル画像を重ねるレイアウトに初挑戦し、奥行き感やプロっぽい印象を出せたので、今後も他のデザインに活かしていきたいです。
- フィードバックを受けながら作ることで、自分では気づけなかった改善点が明確になることも実感しました。複数案を用意して比較するプロセスも大切だと感じました。
洗練されたビジネスデザインには、自分の強みを発揮できる手応えを感じました。
視線誘導・情報設計・配色やフォント選びまで、目的達成のために必要な要素を一つずつ丁寧に積み上げたことで、信頼感のある世界観を表現できたと思います。
伝えたいことがきちんと届く、安心して任せられるデザインを、これからも磨いていきます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。