【課題】架空バナー制作(英会話友達紹介キャンペーン告知)
SHElikes MULTI CREATOR PROJECTの課題としてバナー制作に取組みました。20代女性をメイン顧客とする英会話教室をクライアントとして想定し、キャンペーン利用での入会者を増やすことを目的としています。(制作時間:8時間)
①要件定義
今回想定した要件は以下のとおりです。
▪️クライアント
English Girls
20代の女性をメイン顧客とし、全く英語が話せない苦手意識のある方でも通いやすい 初心者歓迎向けの英会話スクール。
▪️目的
キャンペーン利用での入会者を増やす
▪️ターゲット
趣味で英語を学びたいと思っている20代女性。英語初心者。
②制作したバナー
Instagram用バナー
Twitter用バナー
③工夫したところ
▪️ユーザーストーリーを想定した情報の配置
想定されるターゲットがバナーを見て興味を持つまでのユーザーストーリーを想定し、情報の優先度を設計しました。「5000円」の文字で興味をひきつつ、友達と行くことで自分にも友達にもメリットがあることを伝え、詳細を確認するハードルが下がるよう設計しました。
また視線誘導の法則である「Zの法則」に基づき、左上から「初心者向けの英会話教室であること」を伝え、バナー下部にキャンペーン期間の情報を配置。ターゲットがスムーズに情報をキャッチアップできるようなフォントの配置を心がけました。
▪️夏を意識した配色
今回は夏限定のキャンペーンで、SNSへの掲載を想定していたため、一目でインパクトがあり夏らしさを感じられるビジュアルにすることが必要だと考えました。
そのため、ベースカラーに夏をイメージしやすい明るい青、メインカラーとアクセントカラーに黄色と白を使用することで、インパクトがありながら爽やかな印象を持たせることを意識しました。
▪️POPながらも柔らかさを意識したあしらい
若い女性でカジュアルな英会話教室がクライアントだったため、バナーは親しみやすいPOPな印象で作成する必要がありました。
「カジュアルでPOP」はターゲットを考慮すると「明るいけど柔らかい」ようなイメージではないかと考えました。カラーリングで明るい印象は担保されていると思ったので、あしらいは角がない丸を基本に設置することで、柔らかさを演出しました。
④制作を通して学んだこと
▪️情報の強弱だけでなく、「情報の順序」を意識すること
今回のバナーを作る前までは「一番どの情報を強調させたいか」を基準に制作していたため、制作過程で情報の優先度が変化し、混乱してしまうことが多々ありました。
しかし、今回は「ユーザーが情報をどのような順番で受け取るのがベストなのか?」を基準に制作することで、レイアウトを考える際に迷うことが少なくなりました。情報の強弱を考えることに加え、情報の順序を考慮する重要性を学びました。
▪️与えたい印象をより具体的にイメージすること
バナーをビジュアライズする際、「POP」や「カジュアル」といった印象に関してリクエストされることがあります。それを鵜呑みしてビジュアライズするのではなく、まずターゲットが考える「POP」や「カジュアル」な雰囲気はどんなものなのかを言語化することが印象を作る上で非常に大切だと学びました。