新感覚「話すだけでいい」毎日感情を吐き出すメンタルセルフケアアプリ”ikizura-chan"

◆OVERVIEW

Date|2021.01

Type|個人制作(アプリサービス企画、UIデザイン制作),初制作

Tools|Figma/Cinema4D/Photoshop/Illustrator

Challenge|感情を吐き出すことが習慣化されるようなメンタル記録ができるようなサービス/ただ感情を記録するだけでなく、ユーザー及び関係する組織(機関)にとって良い体験、情報が還元されるようなサービス

Why|個人的にインスタグラムの鍵アカウントに起こったことや、その時に感じたことを日記感覚で記録しているが、文面として入力している時点で感情を少し冷静になって整理してしまっている気がする。

①その時そのまま感じたことをAIが音声から記録してくれたら、よりリアルに感情記録として残せるのではないかと感じたから。

②正直なところ感情を吐き出したくなる時は、つらつらと文面に書くよりも、「わーーーーっ」と勢いよく喋りたいから。せっかくであれば、このように感情を吐き出すことが習慣化されればいいなぁ、と感じたので制作した。

◆BackGround

表向きには元気な人が実は心に闇を抱えている場合も多く、このような周囲が気付くことのできない可能性が高い「隠れた生きづらい人」を「社会」がそのままにしてしまうという深刻な現状があることを問題視しました。そこで「隠れた生きづらい人」と「社会」の関係を、より良くする必要があると考えました。

▶︎Research

◆Process

〈Concept Making〉

▶︎ステートメント

新感覚「話すだけでいい」毎日感情を吐き出すメンタルセルフケアアプリ

 ▶︎ペルソナ

・10~30代の男女(できれば幅広い世代に使ってほしい)

・シンプルなデザインが好みの人

・「しんどい」「感情を吐き出したい」と思っている人

▶︎ユーザーの課題

毎日文章を書いて記録するのは面倒で、忘れてしまって続かない。

▶︎ユーザーのニーズ

感情を言葉で、音声で吐き出したい。

強制されずとも、毎日吐き出そうと思えるようなご褒美サービスが欲しい。

▶︎アプリデザインの特徴

・シンプルでミニマル

・ジェンダーニュートラル

・パーソナライズできるキャラクター

・優しいパートナーのような

・ボタンを押したくなるような

▶︎機能

・吐き出された感情に沿って反応をするikizura-chan

・習慣化のためのログインするごとにログインボーナスポイントがランダムで付与

・ポイントによって、小さなgohobi(ご褒美)がもらえる

・カレンダーで感情変化を日記感覚で振り返ることができる

・感情起伏をグラフで可視化

◆ビジュアルデザイン

▶︎スタートページ


▶︎メインページ


▶︎メインページ ダークモード


▶︎カレンダーページ

・感情点数によって、日付けにつくカラーが変わる

・1ヶ月の感情の変化を色の変化というビジュアルで見ることができる


▶︎感情記録ページ

・吐き出した言葉を、AIが簡単な文章でまとめ記録してくれる

・ikizura-chanがコメントをくれて、感情に点数をつけてくれる


▶︎感情ログページ

・感情起伏のグラフを[習慣]と[月間]で確認することができる

・AIが吐き出された言葉から[ポジティブな話をしていた時に多く出てきた言葉]と[ネガティブな話をしていた時に多く出てきた言葉]を分析し、表記してくれる


▶︎Gohobi ページ

・毎日ランダムな点数が付与される継続ログインボーナスによって、パーソナライズされたgohobi(ご褒美)がレコメンドされるショッピングシステム

・このgohobiはメンタルセルフケアに関わるプロダクトや体験、食べ物など

▼😲右上のボタンで、gohobiポイントをチェックできます


◆プロモーション/事業化に向けて

[Porpose]アプリユーザーを増やす

[Move] "生きづらちゃん"という言葉を浸透させる

▶︎バナー(Twitterなど)

▶︎3C分析

▶︎ビジネスモデル

〈gohobiサービスに参画してくれる業態リサーチ〉

→アンケート結果より、以上のニーズがあることがわかった

食/運動/風呂/音楽/旅行/瞑想(メディテーション)/コーヒー/ゲーム/カウンセリング


〈ビジネスモデル〉

・マネタイズはDL費用と、アプリ上に掲載するプロダクトの広告費で行う

・今後ユーザーの音声データを解析するため、医療機関の電子カルテ化などに向けて技術提供を行う。メディテック産業の発展の手助けをする。