▶分析
配色に関して、ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーが70:25:5という比率を基準にすることで、スクロールしながらも1つのページであることが自然と認識できるため、情報が整理されて認知してもらいやすい。また、くすみがかったピンク色をベース・メインカラーにしていることで、より人の素肌や血色感を連想させ、唇というデリケートな身体の一部にも安心して使用できるイメージを与えている。
画像と文字に関して、読み手が知りたいことと依頼主様が伝えたい情報の重要な部分をしっかり捉えているため、適度な文字量で構成されている。さらに空白もしっかり持たせることが出来て高級感が生まれている。
▶制作して気付いたこと・感じたこと
バナーに比べて、ページを開きに来ている時点で見る人の関心度は高く、その分情報量は多すぎても少なすぎても良くない、というバランスがとても重要だと感じた。デザインによって大きく変わる点は、欲しい情報が分かりやすく載っているか、商品や会社のテーマ・価格帯・魅力が伝わるかどうかの表現方法だと思った。今作の2ndビューと3rdビューでの商品情報を丁寧に載せるうえで、区切りをしっかりと設けることが、読み手側が求めている情報を見つけやすさに繋がっていると感じた。
また「20XX/04/01 新発売」のように同一の内容をちりばめる際には、同様のデザインを用いることで、無意識的に記憶に残る効果もあると思ったため、表現方法の1つとして意識していきたい。