【実案件】クラウドファンディング用のフライヤー
NGO団体で制作したクラウドファンディング用のフライヤーを掲載します。 見た人にどういう行動をとってもらいたいのかを意識し、情報を整理して制作しました。 <制作期間:10日間:文章作成、構成、デザイン>
クラウドファンディング用のフライヤー
*制作の背景*
*制作したフライヤーの活用*
制作したフライヤーは、1000枚を準備しました。その他既存の個人/法人スポンサーにはメルマガでPDFデータを配信しました。
毎月実施しているオンラインでの活動報告会においても、クラウドファンディングの案内と支援先の学校をテーマに告知・宣伝を行いました。
*制作したフライヤー*
表面
裏面
*工夫したところ*
1.写真でフライヤーを見た人にイメージを持ってもらう
勉強をしている子どもの写真でパッと見て何の支援かわかるような写真を選定しました。
2.補色を使い視認性を確保
黄色を帯にして補色の青を使うことで視認性を確保しました。アクセントカラーの赤は支援地であるカンボジアの国旗に使われている赤を使用しました。
3.情報の整理
表面の課題の部分で団体が抱える課題を伝え、クラウドファンディング実施に至る背景を明確にし、次にクラウドファンディングを実施することで何が解決できるのかということを整理して伝えました。
4.見てくれた人にとってほしい行動をとってもらうために
内容に共感してくれた人がその場で寄付できるようにするため、手軽にWebページを開けるQRコードを設置しました。
5.裏面の銀行口座を見やすく
口座の入力に間違いがないようにしてもらうため、全角の文字で文字幅を広めにして見やすくしました。
6.制作中に気を付けたこと
団体のことを既に知っている既存のサポーターをターゲットにしたので、団体の説明よりも、クラウドファンディングをするに至った背景と課題に情報を整理しました。このフライヤー1枚で情報を網羅し、見た人に共感してもらい寄付をする行動までをデザインしました。
*制作の結果*
1枚に要件が全てまとまっているため、既存の法人サポーターの従業員が自身のクライアントへフライヤーを配布し拡散してもらうことにも成功しました。
開始3週間余りで目標金額の400万円を達成することができました。
*制作を通して学んだこと*
1.伝えたいことを明確に
全てを伝えるというよりも要点を絞って伝えることの大切さを学びました。
2.目的を達成することを意識して制作
初めての実案件でした。クラウドファンディングを達成するという目的のために、「誰に・何を・どんな行動をとってほしいのか」 を意識して制作と広報活動に取り組みました。