バナー制作における架空のご提案【Part 1】
実在するカフェの架空のTwitter投稿用バナーとして制作しました。 ※バナー制作では、遷移先のWebサイトが存在することが前提の為、カスタマージャーニー設定は行っておりません。 ※Webマーケティングスクール(職業訓練)で制作したバナーです。
制作範囲
実在するカフェ「PEOPLEWISE CAFE」のSNSからの流入強化について、状況調査、3C分析、ペルソナ設定、仮説、KPI設定より架空のバナー制作をしました。
制作期間
2023/1~2023/1
各種設定・調査:5時間程度、バナーデザイン:2時間程度
使用したデザインツール
Canva(Photoshop2023、画像の書き出しの為)
3C分析
- Customer(市場・顧客):
学生~社会人まで幅広い。年齢層によって商品ニーズは異なる。店舗のある横浜の駅周辺にはセカンドウェーブ、サードウェーブのカフェが点在しており、会社、自宅に次いで第三のスペースとして活用するユーザーが多い。近年では、コロナ禍の影響もあり、2021年1月のコーワキングスペース利用者数は、打ち合わせや副業を含めると全体の8割(※)を超えており、訴求店舗の貸し切り事業にもアプローチできそう。
※参考文献:Coworking DB調べ - Competitor(競合):
最寄りの駅周辺に競合カフェチェーンが点在している。(下記地図参照) - Company(自社):
手作りメニュー、公園が近く環境が良い、貸し切り可能、チャレンジフェスタ主催。食べログ調査でも、最寄り駅周辺のカフェではランキング8位と低め。環境を評価する声が多い。SNSではTwitterアカウントが無く、定期開催されているチャレンジフェスタを中心とした投稿によりCGM化されている為、一歩踏み込んで広告訴求でさらなる拡散が狙える可能性がある。(閉店時間が18時と早めの為、休日利用をメインとして訴求する。)
ペルソナ設定
仮説・KPI設定
対象店舗の「PEOPLEWISE CAFE 」は、眼の前に公園があり、立地環境に恵まれていることから子連れの主婦やワークショップ利用のユーザーが多いですが、コワーキングスペースとして利用されているユーザーもいることから、利便性の高いスペースを勧めることが購入単価アップに繋がるという仮説を元に、「コーヒーのおかわりによる長居」と「貸し切りの利用」を促し、ユーザー1人あたりの平均単価をKPIとして設定しました。
実行目的とゴール設定
実行目的は、SNSでもまだアカウントの無いTwitterからの流入をターゲットとし売上げアップを図ることです。既に、チャレンジフェスタ等のイベントに参加されたユーザーからの投稿でCGM化している為、まずは広告運用はせずに企業アカウントからターゲットとなるM2層をターゲットとして退社時の19~20時に訴求バナーを投稿して翌日の休日利用を促し、月次でのTwitter経由のKPI推移を記録します。年次単位で行い、昨対比での売上アップがゴールとなります。
制作したバナーデザイン
デザインコンセプト
商品単価の高い貸しスペース利用を促すことがKPI促進に繋がるとの仮説から、カフェ利用特典の3つのポイントは控えめにして、貸し切り文言は白でアクセントとしました。「Personality × CAFE Space」は、カフェの第三のワークスペースであることを演出しています。ローマ字にすることで装飾のような扱いにしています。3つのポイントにアイキャッチを付けることで、パッと見で内容が分かるようにしました。
以上です。閲覧いただきましてありがとうございました。